住いの防音工事と防音建材販売
防音の方法

1 音の種類と性質を知る
2 最適な材料を選ぶ
3 確実な工事を行う
4 快適空間の実現
音の種類と性質を知る
音・・高い音、低い音、大きな音、小さな音などなど様々な音の種類がありますね。ですから足音を消す場合と話し声を消す場合は違うのです。足音は床などの固体伝播音であるのに対し、話し声は空気を通して伝わる空気伝播音なのです。音の伝わり方が解れば、どのようにコントロールするかもわかってきます。

最適な材料選び
防音性能は、住いの躯体構造に大きく影響されます。同じ防音材料でも、木造住宅には高い防音性能を発揮する材料が、コンクリート住宅では効果が出ないといった場合があり、またその逆もあります。木造・2X4・RC・鉄骨ALCなど住いの構造にあわせた最適な最良を選ぶ必要があるのです。

確実な工事を行う
音の大小は波の上下巾で決まります。dB(デシベル)は音のエネルギーをあらわす単位です。大きな音はエネルギーが大きいので騒音と感じるのです。騒音レベルは下の表で大まかに評価した上で、目標とする防音レベルを設定し、床・天井・壁をはじめ、照明・空調など細部にわたり、決め細やかな確実な施工を行うことが大切です。
10dB〜30dB 大変静かな {イラスト}
暮らしの中の
騒音レベル

30dB〜50dB 静かな
50dB〜80dB うるさく感じる
80dB〜120dB 大変うるさい
快適空間の実現
(1)どの程度の防音性能にするか
(2)防音工事の予算設定
(3)部屋の快適性を考えた防音方法・・・たとえばしんかりした防音空間を作り上げるためには壁を厚くすることで部屋が狭くなったり、窓が小さくなったり、天井が低くなったりすることもあります。防音だけではなく部屋の快適性も考えた防音方法が望まれます(1)〜(3)のバランスをよく考え合わせることで、快適な空間が実現されます。
固体音を防ぎたい
構造を強くする 建物自体の強度もまた、固体音の防音に関係があります。構造が強いほど遮音性能もアップしますから、木造よりもコンクリート造の方が遮音性が高いといえます。木造住宅においても梁や根太を強くするなどして構造強度を高めることをおすすめします。
クッション性の
ある材料を使う
足音や落下音を防ぐには、カーペットや木質フローリングの下地にクッション性のある制振材を敷き込むと良いでしょう。
浮き床(2重床)にして構造体と離す 非常に高度な遮音が必要な場合には、床の下に防振ゴムを置いて建物から浮かせる「浮き床構造」として固体音の伝わりをシャットアウトしてしまう方法があります。
空気音を防ぎたい
より重く・厚い
材料を選ぶ
天井や床、壁の遮音性能は、使用材料の単位面積当たりの重量(面密度)によって決まってきます。重いほど遮音性能はアップします。
簡易透過損失計算へ
スキ間をなくす 音は空気の振動ですから、空気の通るスキ間があると、そこから音がもれてしまいます。ドアや窓のスキ間、天井・床・壁の取り合い部のスキ間、換気口など、音の通り道になる箇所は確実にふさぐことが大切です。
コインシデスン
効果を防ぐ
特定の周波数になると、遮音性能が落ちてしまう現象をコインシデンス効果といいます。これを防ぐ方法は各材料を複合して使うこと。材質によってコインシデンス効果が起こる周波数が異なるので、複数の材料を組み合わせることによって遮音性能の低下を抑えることができます。
壁や窓を二重に
する
遮音性能を上げるとはいえむやみに壁を厚くするわけにはいきません。そこで壁や窓を2重にする方法「多重構造」があります。1枚の壁を厚くするよりも高い遮音性能を発揮します。
音の用語
遮音 音をできるだけ反射させて、音をさえぎることを言います。つまり抜ける音が小さいものほど遮音性能が高いと言えます。
吸音 音をできるだけ多く抜けさせて、音を反射させないことを言います。つまり反響しないものほど吸音性が高いと言えます。
防振 振動の伝達をできるだけ少なくして、伝えないことを言います。

制振 振動を短時間に止め、音の発生を防ぐことを言います。

dB(デシベル) 音の大小を表す単位です。数値が大きいほど、大きな音を示します。人間の耳に聞こえる単位をdB(デシベル)と言います。
Hz(ヘルツ) 音の高低を表す単位です。音の波が1秒間に何回起こるかの回数を表しています。数値が少ないほど低い音を示します。
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